森村衣美のご遷宮へのいざない
二軒茶屋
外宮から勢田川を河口へ向かっていったところにあるお茶屋さん・角屋のお餅。あんこが透けて見えるお餅にうっすらと乗ったきな粉で、さっぱりとした食感。風情あるお店の佇まいも楽しみつつ、その場でぱくりと頂くと、作り立ての軟らかさがなお美味しいお餅。内宮参道のおはらい町にも店舗があります。伊勢へ行った人だけが堪能できる、歴史あるお菓子です。
神宮のニワトリ
最初、あんまりに逞しい身体を玉砂利の上に横たえ、参道の真ん中でぐうぐうと寝ているので、びっくりした鶏さんたち。内宮の境内でよく見かけました。神のお遣いだそうで、大切にされています。せわしなく参拝していく人間の傍らでひなたぼっこする、鶏さんたちの穏やかな雰囲気が好きです。
伊勢うどん
いわゆる「こし」のない、軟らかいうどん。たまり醤油でいただきます。その独特さゆえ、「これはうどんではない!」と言う人もいますが、私は大好きなうどんのひとつ。お土産にするときは、お土産用の乾麺ではなく、伊勢を発つ直前に、伊勢近辺のスーパーで売っている生麺とタレを買い込んで、鞄に詰めて帰ります。重くて半端ないですが、帰宅してしばらくは幸せです。ちなみに伊勢のお店では、内宮のおはらい町にある「岡田屋」さんが、地元の方もお薦めとか。
伊勢河崎商人館
外宮近くにある、勢田川沿いの町・河崎。かつての舟参宮の入り口であり、水上輸送の要衝であった町で、面影が色濃く残っています。かつての問屋だった古い家を解放し、伊勢近辺の情報を発信しているのが商人館。私は、ここのスタッフの方たちとお喋りするのが大好きです。地元の素敵な方もふらりとやって来て、お話に花が咲くことも。ちなみにここでは自転車を借りられるので、外宮〜二軒茶屋、大湊方面へはサイクリングが快適です。外宮〜内宮間は坂がとんでもないので、健脚自慢の方のみ自転車で挑戦してみたら楽しい…かもしれません。保証はしません。
南町の家
私の伊勢での定宿。河崎にある古い町家を改装したもので、商人館に申し込めば宿泊できます。河崎の町屋に住んでみることのできる、貴重なチャンスです。簡単な調理器具があるので自炊が可能。トイレもあり。引き戸のサイズがいろいろ違ったりしますが、地元の方が手作りで直したご愛嬌で、じんわりと愛着が湧いてきます。この家に泊まったら毎朝土間にある神棚の神様にお水を差し上げるのが決まりですが、実はこの家が改装された初期に泊まらせてもらった私が勝手に決めたルールです。でもこれをやると、すっきりな気持ちで一日をスタートできます。お風呂は近所の旭湯さんで。一風変わった銭湯を是非。
二見輿玉神社…の蛙みくじ
伊勢市から伊勢湾へと続く塩の道の先・二見浦にある神社。夫婦岩で有名ですが、私はこの神社の拝殿に鎮座している、白い蛙の置物の佇まいがツボです。平和そうな顔で運勢を占ってくれます。この神社は蛙が縁起物として珍重されていて、境内にいっぱい蛙の置物があります。是非、自身のナンバーワンの蛙を見つけてください。私は、この蛙みくじの蛙が一番です。
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